絵も肉体も。食べて消化して吸収して新しくつくってる。

絵を描く時の話で。

インスピレーションて自然と、急に、前触れもなく来るものだからさ、


得ようと意識して得られるもんじゃなく
こちらから積極的に取りにいくぜ!ってものでもなく。(もうそれは別な何か、かも)

でも気付いていないだけで、無意識に毎瞬のように
誰しもが何かしら受け取ってるんだろうな~~とも思う。
(個人の感想)

 

っていうようなことを書いた時

 

ふと数日前に思ったことを思い出して。
それも書いておきたいから書く。

2020年4月 宮古島市 パイナガマビーチ

私にとって絵を描くこと、作品を生み出すこと、つくることは

私が私以外のさまざまな生きもの達を、食べて、消化して、分解して、分子レベルにバラバラにして、吸収して、新しく分子の組み合わせを作って、そうして私の新しい肉体をつくっている。

これと同じ感じがすると思った。急に思った。

 

 

物質として、目に見える形ではないけれども、

自分以外のものから、感じ取り、受け取ったものを、

自分の中で咀嚼して消化して分解して、分子レベルかそれ以下までバラバラにして、吸収して、そして自分の新しい新鮮な肉体をつくるかのように、

まったくあたらしいものをつくり出している

っていう感覚が、私にっとっては一番ぴったりしっくりくる感覚なんだ、
と思ったのだよ。 

 

自分では、何をどこからどのように吸収してどうなっていったのか

知らなくても、わからなくなっても、意識できなくても、
何かを受け取り、吸収している事実があって

  
そこから新しいものをつくっているんだなって。
 

2020年5月 宮古島市 新城海岸

 
私を通過することで、私にしか作りだせない何か新しいものをつくっている。

最終的には私の肉体になってるのではなく
私の外側に出している、
っていう所は違うけど・・・・と思いながら・・・・

いや・・・?、排泄とも言ってもいいかもしれない。

 

 

食べもの(生きものや水) = 外からの刺激、エネルギー?
肉体 = 作品
肉体をつくる際に余ったもの(排泄物) = これも作品 

かもしれない。
 
 


物質から感じた、物質としては見えないもの達(刺激、エネルギー、なにか)を
物質の私と、物質としては見えない私(私の
感覚、感情、インスピレーション)を通して
物理世界に出現させたもの(作品)は、
私が生み出した別な私の肉体とも言えるし、排泄物とも言えるなーと思ってしまった。

出さないでいると、もやもや気分が悪くて、
出すとすっきりする(排泄物)😆

今回もまとまってないけど、そんなことを思ったのだよ

 

2022年2月 シルミチュー の近くの浜

(一番上の写真:2020年4月 宮古島市 パイナガマビーチ)

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